[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国株式市場ではナスダック総合(.IXIC)が今年初めて1%以上上昇して取引を終えた。米国債利回り低下を受けて大型株が買われた。一方、航空機大手ボーイング(BA.N)の急落が重しとなり、ダウ工業株30種(.DJI)は小幅な上げにとどまった。
米国債利回りが週内の入札やインフレ統計発表控えて低下し、大型株が上昇。アマゾン・ドット・コム(AMZN.O)が2.66%高、アルファベット(GOOGL.O)が2.29%高となった。
仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を融合させたゴーグル型デバイス「Vision Pro(ビジョンプロ)」を米国で2月2日に発売すると発表したアップル(AAPL.O)も2.42%上昇した。 もっと見る
また、半導体大手エヌビディア(NVDA.O)が6%超、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)(AMD.O)が5.48%、それぞれ大きく上昇し、フィラデルフィアSE半導体指数(.SOX)が3.28%高となった。
USバンク・ウェルス・マンジメントの資本市場調査責任者、ビル・メルツ氏は「目先は間違いなく利回り主導の相場だ。投資家は今後の利下げの時期や回数、規模を見越そうとしている」と述べた。
ナスダックとS&P総合500種(.SPX)の上昇率は12月21日以降初めて1%を超え、11月14日以来の大きさとなった。
ボーイングは8.03%急落。アラスカ航空(ALK.N)運航のボーイング「737MAX9」が飛行中に側壁の一部が吹き飛び緊急着陸した問題を受け、米連邦航空局(FAA)は安全点検のため同型機の一部に対し運航停止を指示した。 もっと見る
S&P500の主要11セクターでは、エネルギー(.SPNY)が唯一下落。サウジアラビアによる大幅な価格引き下げを受け、原油先物が3%超値下がりした。 もっと見る
S&P500は先週、強弱まちまちの経済指標を受けて積極的な米利下げ観測が後退する中、週間で10週ぶりに下落していた。
アトランタ地区連銀のボスティック総裁は8日、物価上昇によるリスクと雇用の伸び悩みによるリスクとの間で経済全体のバランスが取れてきたとはいえ、インフレ抑制を確実に継続させるため、引き締めの姿勢を崩していないと述べた。 もっと見る
市場は今週発表の消費者物価指数(CPI)と卸売物価指数(PPI)を注視している。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を3対1の比率で上回った。ナスダックでも2.3対1で値上がり銘柄が多かった。
※関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください LSEGデータに基づく暫定値です。前日比が一致しない場合があります 米国株式市場
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2024-01-08 22:02:00Z
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