トヨタ自動車が発表した昨年度1年間のグループ全体の決算で、本業のもうけを示す営業利益が5兆3500億円あまりとなり、日本の上場企業で初めて5兆円を超えました。
ハイブリッド車を中心に販売が好調だったことや、円安で利益が押し上げられたことが主な要因です。
トヨタ自動車は8日、昨年度1年間のグループ全体の決算を発表し、売り上げにあたる営業収益は前の年度から21.4%増えて45兆953億円となり、過去最高を更新しました。
本業のもうけを示す営業利益は96.4%増えて5兆3529億円となり、日本の上場企業で初めて5兆円を超えました。
ハイブリッド車を中心に販売が好調だったことや北米やヨーロッパを中心に車の性能向上に伴う値上げを行ったことなどで前の年度と比べて2兆円の増益につながったほか、円安の影響で6850億円の利益の押し上げがあったことが主な要因となっています。
また、最終的な利益は101.7%増えて4兆9449億円となり、過去最高を更新しました。
SMBC日興証券のまとめによりますと、日本の上場企業の最終的な利益では、ソフトバンクグループが2020年度に計上した4兆9879億円が過去最高で、今回のトヨタの決算はこれにほぼ並ぶ水準となりました。
一方、会社は、2024年度1年間の業績予想も発表し、営業収益は昨年度より2%増えて46兆円となる見通しを示した一方、営業利益は19.7%減って4兆3000億円、最終的な利益は27点8%減って3兆5700億円と減益の見通しを示しました。
EV=電気自動車やAI=人工知能など成長領域への投資のほか、仕入れ先の支援や従業員の職場環境の改善などにあわせて2兆円の投資を行うことなどが理由だとしています。
また、今年度の生産見通しは、トヨタ単体で昨年度の997万台を上回って1000万台になるとしています。
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2024-05-08 10:06:00Z
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