昨年度の決算が巨額の赤字となり財務の改善を進めているソフトバンクグループは、保有するアメリカの大手携帯電話会社の株式の売却などについて検討を始めたことを明らかにしました。
発表によりますと、ソフトバンクグループは資金を調達するために、全体のおよそ24%を保有するアメリカの携帯電話大手、TモバイルUSの株式について、売却したり、株式を使った金融取引を行ったりする検討を始めました。
ソフトバンクグループは2013年におよそ2兆円を投じて当時のアメリカの携帯大手、スプリントを買収しましたが業績が低迷し、ことし4月にTモバイルとの合併に踏み切りました。保有するTモバイルの株式の帳簿上の価格はことし4月時点で250億ドル余り、日本円でおよそ2兆7000億円で、具体的な売却などの方法についてTモバイルの親会社とも協議しているとしています。
ソフトバンクグループは、投資先の企業価値が下がったことで昨年度の決算が1兆3000億円を超える巨額の営業赤字となり、財務の改善に向けて最大で4兆5000億円分の資産を売却する方針です。
今回の検討はこの一環で、これまでに、保有する中国のネット通販最大手、アリババグループの株式の活用や国内の通信子会社の株式の一部売却でおよそ1兆5000億円の資金を調達しています。
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2020-06-16 02:09:00Z
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