日銀は短観=企業短期経済観測調査を発表し、もっとも注目される大企業製造業の景気判断を示す指数は、大幅に悪化し前回調査のマイナス8ポイントからマイナス34ポイントに急落しました。指数は一気に26ポイント下がり悪化幅は、リーマンショック翌年の2009年3月に34ポイント下がった時に次ぐ過去2番目の大幅な落ち込みになりました。
経済活動は徐々に再開していますが新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出ていた4月から5月にかけての輸出や生産の落ち込みが深刻で、製造業の景気判断は急激に悪化した形です。また、急激に売り上げが減少した観光や飲食、小売りなど非製造業の景気判断も大きく悪化しました。
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2020-06-30 23:55:52Z
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