Kamis, 13 Mei 2021

日経平均、米株高が追い風に(先読み株式相場) - 日本経済新聞

14日の東京株式市場で日経平均株価は反発か。前日の米株式相場が上昇した流れを受け、東京市場でも買いが先行しそう。日経平均は11~13日に2000円超下げており、自律反発狙いの買いも入りやすい。市場では日経平均の上値のめどは前日終値(2万7448円)より500円程度高い2万8000円程度とする見方があった。

13日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が4営業日ぶりに反発した。前日比433ドル高の3万4021ドルで終えた。米長期金利の上昇が一服したことで投資家心理が改善。前日まで下げが大きかったハイテク株に押し目買いが入ったほか、経済活動の正常化期待で景気敏感株が買われた。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数も4営業日ぶりに反発した。

東京市場でも前日までの下げが大きかった値がさの半導体関連株に買いが戻りそうだ。13日の東京市場では、下げが目立つ中でも好決算を発表した繊維や化学の一部が上げ幅を広げる場面があった。好材料の出てきた銘柄を物色する動きが日経平均を押し上げる可能性がある。ただ、国内の新型コロナウイルスの感染拡大を巡る市場の不安は上値を抑える要因となる。

個別ではソフトバンクグループ(SBG)への関心が高い。14日付の日本経済新聞朝刊は、孫正義会長兼社長が「手元資金など資金力をファンドに集中すると表明した」と報じた。同社株は前日に一時8%超下げ、約3カ月ぶりの安値を付けていた。自社株買いの見送りも売り材料のひとつとみられていただけに、孫氏の発言に対する市場の受け止めに注目が集まる。

日本時間早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物6月物は前日の清算値より230円高い2万7710円で取引を終えた。

きょうは株価指数オプション5月物の特別清算指数(SQ)算出がある。国内主要企業の決算発表の集中日でアサヒ日本郵政東芝ホンダなどが決算発表を予定する。米国市場では4月の米小売売上高や輸出入物価指数、消費者態度指数などの発表がある。米国の景気回復の強さを確かめるうえで市場の注目を集めそうだ。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2021-05-13 23:06:30Z
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