【NQNニューヨーク=張間正義】14日のニューヨーク外国為替市場で円相場は3営業日ぶりに反発し、前日比30銭円高・ドル安の1ドル=109円65~75銭で取引を終えた。米物価上昇のピークアウト観測から米長期金利が低下し、日米金利差の縮小を手掛かりとした円買い・ドル売りが優勢だった。
朝方発表の8月の消費者物価指数(CPI)でエネルギー・食品を除くコア指数は前年同月比4.0%上昇と7月(4.3%上昇)から縮小し、市場予想(4.2%上昇)も下回った。「今後2~3カ月は一段と伸びが鈍化する」(アマースト・ピアポントのスティーブン・スタンレー氏)との見方があった。CPIを受け、米長期金利は一時、前日比0.06%低い(債券価格は高い)1.26%を付けた。
米ダウ工業株30種平均は292ドル安で終えた。投資家のリスク回避姿勢が強まり、リスク回避の際に買われやすい円を買う動きもあった。
ニューヨーク市場での円の高値は109円53銭、安値は110円14銭だった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反発した。前日比40銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円45~55銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで小幅に下落した。前日比0.0005ドル安い1ユーロ=1.1800~10ドルで終えた。米長期金利低下で欧米金利差の縮小を見込むユーロ買い・ドル売りが出た。ユーロ買い一巡後は持ち高調整の売りに押された。
ユーロの安値は1.1800ドル、高値は1.1846ドルだった。
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2021-09-14 21:29:57Z
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