【北京=小川直樹】20日の香港株式市場は、中国不動産大手の経営危機を背景に売り注文が広がった。代表的な株価指数であるハンセン指数の終値は、前週末比3・3%安の2万4099・14と2020年10月以来の安値となった。20日の欧米市場は香港株が急落した流れを引き継ぎ、主要株価指数が軒並み下落している。
ドイツの株価指数DAXは一時、前週末終値から約3%下落し、取引時間中としては5月19日以来、4か月ぶりの安値となった。英国(FTSE100)は一時、前週末から約1・9%下がり、フランス(CAC40)も同様に約2・7%下落した。金融やエネルギー株など幅広い銘柄が売られている。
ニューヨーク株式市場は大幅に値下がりして始まり、ダウ平均株価(30種)の下げ幅は前週末終値比で一時、600ドルを超えた。
香港株急落の要因は、巨額の負債を抱える中国不動産大手、中国恒大集団の経営危機だ。恒大は過去の野放図な拡大路線がたたり、負債総額は33兆円を超える。23日以降、過去に発行した社債の利払い日を迎えるが、恒大の資金繰りは急速に悪化している。市場では債務不履行(デフォルト)になるとの見方が強まっている。
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2021-09-20 14:27:00Z
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