【NQNニューヨーク=川内資子】21日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比20銭円高・ドル安の1ドル=109円15~25銭で取引を終えた。中国の不動産大手、中国恒大集団の経営不安に対する懸念が根強く、低リスク通貨とされる円買いが続いた。
過剰債務を抱える中国恒大の資金繰り不安は根強い。21日の米株式市場でダウ工業株30種平均は614ドル下げた前日に続いて下げて終えた。外為市場でも関係者がリスクを避ける姿勢は続き、円を支えた。ただ、流動性が高くリスク回避時に買われやすいドルにも買いが入ったため、円の上値は重かった。
米連邦準備理事会(FRB)が22日に結果発表する米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、積極的な取引を見送るムードが強かった。利上げ開始時期を占ううえで、会合後に公表される参加者による政策金利見通し(ドットチャート)を確認したい市場関係者が多い。
円の高値は109円19銭、安値は109円46銭だった。
円は対ユーロで6日続伸し、前日比15銭円高・ユーロ安の1ユーロ=128円05~15銭で取引を終えた。
ユーロはドルに対して横ばい。前日と同じ1ユーロ=1.1720~30ドルだった。リスク回避目的のドル買いが入る場面もあったが、FOMCの結果発表を控えて方向感に乏しかった。
ユーロの高値は1.1748ドル、安値は1.1715ドルだった。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haQVNNN0lBQTA1X1MxQTkyMEMyMDAwMDAwL9IBAA?oc=5
2021-09-21 21:33:47Z
52783656112386
Tidak ada komentar:
Posting Komentar