東芝の再建策をめぐり、国内投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)による買収案に、三井住友銀行やみずほ銀行などの銀行団が、総額1兆2千億円規模を融資する方針を固めたことが分かった。複数の国内企業からの出資とあわせ、買収資金の大枠の確保に一定のめどが立つことになった。東芝が公募した非上場化を含む再建策が一歩、前進する形だ。
複数の関係者によると、三井住友銀、みずほ銀のほか、三井住友信託銀行と三菱UFJ銀行などが融資する意向。各行の額など詳細を詰めた上で、銀行団として月内にも正式決定する方向という。
JIPは東芝から優先的な交渉権を得て、11月上旬までに正式な買収提案を出した。提案した買収総額は2兆2千億円規模とされ、資金の内訳は銀行団からの1兆2千億円規模の融資と、国内企業からの出資による1兆円規模とされていた。出資企業には、半導体大手のローム、オリックス、中部電力などのほか、ゆうちょ銀行や第一生命保険、三井住友海上火災保険といった金融機関も名を連ねている模様だ。
銀行側はJIPによる融資の…
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2022-12-15 11:47:54Z
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