Kamis, 15 Desember 2022

東芝買収案に銀行団1.2兆円融資の方針 非上場化へ一歩:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 東芝の再建策をめぐり、国内投資ファンド日本産業パートナーズ(JIP)による買収案に、三井住友銀行みずほ銀行などの銀行団が、総額1兆2千億円規模を融資する方針を固めたことが分かった。複数の国内企業からの出資とあわせ、買収資金の大枠の確保に一定のめどが立つことになった。東芝が公募した非上場化を含む再建策が一歩、前進する形だ。

 複数の関係者によると、三井住友銀、みずほ銀のほか、三井住友信託銀行と三菱UFJ銀行などが融資する意向。各行の額など詳細を詰めた上で、銀行団として月内にも正式決定する方向という。

 JIPは東芝から優先的な交渉権を得て、11月上旬までに正式な買収提案を出した。提案した買収総額は2兆2千億円規模とされ、資金の内訳は銀行団からの1兆2千億円規模の融資と、国内企業からの出資による1兆円規模とされていた。出資企業には、半導体大手のローム、オリックス中部電力などのほか、ゆうちょ銀行や第一生命保険三井住友海上火災保険といった金融機関も名を連ねている模様だ。

 銀行側はJIPによる融資の…

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2022-12-15 11:47:54Z
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