自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている自賠責=自動車損害賠償責任保険の保険料が来年4月の契約分から引き下げられる見通しです。
自賠責保険は交通事故に備えて自動車やバイクを持つ人に加入が義務づけられている強制保険で、保険料は毎年、事故の件数や支払い状況などをもとに妥当かどうか見直されています。
関係者によりますと、この自賠責の保険料について、損害保険各社が加盟する「損害保険料率算出機構」は来年4月の契約分から引き下げる方向で検討を進めています。
自動ブレーキなどの安全技術の普及などで交通事故が減少し、保険金の支払いが減っていることが背景にあり、引き下げの幅は全車種の平均で1割程度とする方向で調整しています。
自賠責の保険料が引き下げられれば2年ぶりとなり、来年1月に開かれる金融庁の審議会で正式に決まる見通しです。
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2022-12-16 13:49:02Z
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