[東京 22日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は反落が予想されている。前週末の米国株市場でダウとS&P総合500種が下落した流れを引き継ぎ、安く始まるとみられている。日銀のETF(上場投資信託)買いへの思惑で下げ渋る可能性もあるが、一日を通じて軟調に推移しそうだという。
日経平均の予想レンジは2万2000円─2万2300円。
前週末の米国株市場で、ダウは0.80%安、S&P総合500種は0.56%安で取引を終えた。新型コロナウイルスの新規感染件数の増加が懸念されており、米アップルは19日、フロリダ、アリゾナ、サウスカロライナ、ノースカロライナの各州の11店舗を再び一時閉鎖すると発表した。
シカゴの日経平均先物9月限(円建て)清算値は2万2290円、大阪取引所の夜間終値は2万2280円と、前週末の現物終値をともに下回っている。時間外取引の米国株先物も今のところマイナス圏で推移しており、配当落ち分などを考慮しても前週末に比べて安く始まりそうだ。
きょうは目立ったイベントがなく、為替や米株先物をにらんで方向感を探る展開になるとみられる。前場引けや後場寄り近辺では日銀のETF買い期待から下げ幅を縮小する可能性もあるが、後場に欧州勢が参入してくる時間帯は売りに押される展開もあり得るという。
米首都ワシントンの連邦地裁は20日、トランプ政権が求めていたボルトン前大統領補佐官(国家安全保障担当)の回顧録出版差し止めを認めない判決を下した。トランプ大統領が中国の習近平国家主席に再選の支援を要請したことなどさまざまな政権の内幕を明らかにしているといい、米大統領選挙の流れに影響を与えるか注目されている。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均.N225 22478.79 24115.95 16358.19
+123.33 2020年1月17日 2020年3月19日
シカゴ日経平均先物9月限 22290(円建て)
杉山健太郎
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2020-06-21 23:48:20Z
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