【NQNニューヨーク=松本清一郎】23日の米ダウ工業株30種平均は4日続伸で始まり、午前9時50分時点は前日比132ドル09セント高の3万4955ドル44セントで推移している。12日に付けた過去最高値(3万4996ドル)を上回る場面もあった。経済活動の再開を追い風に市場予想以上に好調な決算を発表した銘柄が買われ、相場を押し上げている。
クレジットカードのアメリカン・エキスプレスが一時5%高となり、ダウ平均の上昇をけん引している。朝方に発表した2021年4~6月期決算で売上高と1株利益が市場予想を上回った。クレジットカードのビザにも買いが波及している。
最近は投資家心理を測る指標とみなされている米長期金利が1.3%に上昇しているのも景気敏感株の買いを支えている。利ざや拡大の思惑からゴールドマン・サックスなど金融株が高い。
来週に決算発表を予定する主力ハイテク株も業績期待の買いで底堅い。スマートフォンのアップルとソフトウエアのマイクロソフトが買われ、ダウ平均の構成銘柄以外ではSNS(交流サイト)のフェイスブックの上げが目立つ。SNSのツイッターとスナップが前日夕に発表した決算が市場予想を上回り、連想買いを誘っている。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数もダウ平均と同じく12日に付けた過去最高値を一時上回った。
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2021-07-23 14:07:11Z
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