Selasa, 27 Juli 2021

トヨタ、国内工場停止が拡大 東南アジアでコロナ深刻 - 日本経済新聞

トヨタ自動車は27日、ベトナムで新型コロナウイルスの感染が広がっている影響で部品供給が滞り、8月上旬に愛知県内の2工場の生産を一時停止すると発表した。東南アジアでの新型コロナの流行は深刻で、トヨタはタイ工場の生産を停止したうえ、愛知県内の別の工場も7月末から8月上旬に生産を止める。国内だけで合計8千台の減産につながる。

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新たに生産が一時止まるのは田原工場(愛知県田原市)と、全額出資子会社のトヨタ車体吉原工場(同豊田市)。田原工場の高級ブランド「レクサス」の乗用車LSやISを作っている生産ラインは8月3日から6日まで計4日間停止する。多目的スポーツ車(SUV)「ランドクルーザー」などを生産する吉原工場の2つのラインは5日から6日まで2日間止まる。あわせて約5千台の減産になる。

タイでは全3工場が21日から生産を停止した。電装部品同士をつなぐワイヤハーネス(組み電線)を調達している工場で集団感染が発生、その工場が一時的な閉鎖命令を受けた影響が出ている。

またベトナムからの部品不足が原因で、トヨタ車体の富士松工場(愛知県刈谷市)の一部生産ラインを、7月29~30日と8月2~4日に稼働停止する。ミニバンの「アルファード」や「ヴェルファイア」など約3千台の減産となる。

トヨタは半導体不足の影響で高岡工場(愛知県豊田市)の一部生産ラインも8月2日から6日まで止める。乗用車「カローラ」と「カローラツーリング」を手掛けている拠点で、約9千台が影響を受ける。トヨタは20年春に新型コロナが流行して部品供給が停滞、工場の一部停止が相次いだが、その後は国内生産への影響は収まっていた。世界の自動車メーカーでは半導体不足の影響が長引いており、改めて新型コロナの不安も広がりそうだ。

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2021-07-27 11:06:54Z
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