【NQNニューヨーク=川内資子】27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比55銭円高・ドル安の1ドル=109円75~85銭で取引を終えた。世界的な株安を受けて投資家のリスク回避姿勢が強まるとの見方から低リスク通貨とされる円の買いが優勢となった。
中国政府による規制強化への懸念から27日は上海株や香港株が大きく下げ、欧米の株式相場も総じて下落した。投資家が運用リスクを避ける動きが広がり、午後にかけて米国の主要株価指数が下げ幅を広げた場面で円買いが優勢となった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を28日に控えて、持ち高調整目的のドル売りも出た。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長がFOMC後の記者会見でテーパリング(金融緩和の縮小)についてどのような認識を示すのか注目されている。市場の一部では最近の新型コロナウイルスの感染再拡大を受けて、議長が景気に配慮した発言をするとの見方が出ている。
円の高値は109円59銭、安値は110円12銭だった。
円は対ユーロで3営業日ぶりに反発し、前日比55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円70~80銭で取引を終えた。
ユーロはドルに対して続伸し、前日比0.0010高の1ユーロ=1.1810~20ドルだった。FOMCを控えて持ち高調整目的のユーロ買い・ドル売りが優勢となった。
ユーロの高値は1.1841ドル、安値は1.1799ドルだった。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiPGh0dHBzOi8vd3d3Lm5pa2tlaS5jb20vYXJ0aWNsZS9ER1haQVNNN0lBQTA1X1kxQTcyMEMyMDAwMDAwL9IBAA?oc=5
2021-07-27 21:28:07Z
52783479874902
Tidak ada komentar:
Posting Komentar