阪急阪神百貨店などを傘下に持つ「エイチ・ツー・オー リテイリング」は、大阪・北区の阪神梅田本店で従業員あわせて53人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを明らかにしました。
会社では、この店を31日と8月1日の2日間、全館で臨時休業し、消毒することにしています。
「エイチ・ツー・オー リテイリング」によりますと、大阪・北区にある阪神梅田本店で、今月26日以降、従業員が相次いで新型コロナウイルスへの感染が確認され、30日までにあわせて53人の感染が確認されたとしています。
感染が確認された従業員の多くが地下1階と1階で勤務していましたが、ほかのフロアでも感染者は確認されているということで、保健所が感染経路を調べています。
一方、会社では、従業員は、全員、マスクを着用していたことから、利用客の中に濃厚接触者に当たる人はいないとしています。
会社では、店の消毒をするため、31日と8月1日の2日間、全館で臨時休業することを決めました。
「エイチ・ツー・オー リテイリング」は、「自主的に休業し、改めて清掃・消毒を徹底することで、安全にお買い物いただける状況を再度、整えさせていただきます」とコメントしています。
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2021-07-30 22:14:00Z
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