【NQNニューヨーク=川内資子】22日のニューヨーク外国為替市場で円相場は続伸し、前日比1円30銭円高・ドル安の1ドル=136円00~10銭で取引を終えた。米経済指標の悪化を受けて景気懸念が高まり、円買い・ドル売りが優勢となった。円は一時135円58銭と8日以来、2週ぶりの高値を付けた。
S&Pグローバルが22日に発表した7月の米購買担当者景気指数(PMI、速報値)は総合が47.5と好不況の境目の50を下回り、2年2カ月ぶりの低水準となった。サービスの悪化が目立ち、製造業も低下した。高インフレが需要に悪影響を及ぼし、景気を押し下げるとの懸念が高まりドルが売られた。
22日の米債券市場で長期金利が一時2.73%と前日終値(2.87%)から大きく低下し、5月以来の低水準を付けた。日米の金利差拡大の見方が薄れたのも、円買い・ドル売りを促した。
円の安値は136円99銭だった。
円は対ユーロで3日続伸し、前日比1円55銭円高・ユーロ安の1ユーロ=138円85~95銭で取引を終えた。22日発表の7月のユーロ圏のPMI(速報値)が50を割り込み、1年5カ月ぶりの低水準となった。ユーロ圏の景気減速への懸念が高まり、円買い・ユーロ売りが優勢となった。
ユーロはドルに対して小反落し、前日比0.0015ドル安の1ユーロ=1.0210~20ドルだった。ユーロ圏のPMIの悪化を受けてユーロ売りがやや優勢となった。ただ、米景気懸念によるドル売りも出て、ユーロは高くなる場面もあった。
ユーロの安値は1.0170ドル、高値は1.0255ドルだった。
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2022-07-22 21:26:20Z
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