Rabu, 05 Oktober 2022

日経平均午前終値、93円高の2万7085円 - 日本経済新聞

5日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前日比93円76銭(0.35%)高の2万7085円97銭だった。前日の米株高を受けて投資家心理が改善した。運用リスクを取る動きが強まり、東京市場でも幅広い銘柄で買いが優勢となった。一方、急ピッチで相場水準を切り上げてきたため利益確定の売りは上値を抑えた。

主要な中央銀行が利上げペースを緩めるとの見方から前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均が2.8%上昇した。ハイテク株も買い戻しが入り、ナスダック総合株価指数なども大幅に上昇した。

朝方の東京市場では幅広い銘柄に買いが入り、日経平均の上げ幅は200円を超える場面があった。市場では「年金や保険の下期のリバランスに絡んだ買いが相場を押し上げている」(あおぞら銀行市場商品部の小西勇人氏)との声があった。

買い一巡後は日経平均は次第に上げ幅を縮めた。日本時間5日午前の米株価指数先物が軟調に推移し、日経平均先物やTOPIX先物にも散発的な売りが出た。さらに「国内の機関投資家が淡々と利益確定の売りを出している」(国内証券トレーダー)との声も聞かれた。

東証株価指数(TOPIX)は続伸した。午前終値は前日比5.67ポイント(0.30%)高い1912.56だった。

前引け時点の東証プライムの売買代金は概算で1兆4439億円、売買高は6億1084万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1057と、全体の約6割を占めた。値下がりは692銘柄、変わらずは87銘柄だった。

東レキーエンスが上昇した。村田製太陽誘電信越化も高い。半面、京王小田急が売りに押され、イオン第一三共も安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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2022-10-05 03:04:56Z
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