25日の米株市場の通常取引終了後の時間外取引では、グーグル親会社のアルファベットの7-9月(第3四半期)決算で、売上高と利益が市場予想を下回ったことなどを嫌気し、テクノロジー関連株が軒並み大幅安となった。これらの銘柄は通常取引では上昇していた。
グーグル親会社、7-9月利益と売上高が市場予想下回る-株価下落
米国株はS&P500種株価指数などが25日まで3営業日続伸したが、アジア時間26日午前の取引では、米株価指数先物は下落に転じた。香港時間午前6時28分(日本時間同7時28分)時点で、ナスダック100指数先物は2%余り、S&P500種指数先物は0.8%下げている。
ハイテク株中心のナスダック100指数は、25日の通常取引で過去1カ月の高値を付けていたが、大手決算への失望感から株価が急反転する展開となった。
アルファベットは25日の時間外取引で一時7.4%急落した。マイクロソフトは7-9月(第1四半期)の売上高は予想上回ったが、ドル高の影響で増収率が伸び悩み、株価は一時8.1%下げた。
マイクロソフトの7-9月売上高、市場予想上回る-ドル高が伸び抑制
10-12月(第4四半期)の売上高見通しが予想を下回ったテキサス・インスツルメンツ(TI)も一時6.1%大幅下落した。
他の半導体銘柄もマーベル・テクノロジーが2.1%安、エヌビディアが2.2%安、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が1.8%安、マイクロチップ・テクノロジーが4.1%安、インテルが1.4%安となった。
TI10~12月売上高見通し、予想下回る-半導体需要後退の拡大示唆
アジア時間帯の26日午前に発表された韓国の半導体企業SKハイニックスの7-9月(第3四半期)決算も大幅減益となり、市場心理をさらに曇らせた。「前例のない市況の悪化」に伴い同期利益は60%減少し、来年の設備投資を半分以下に減らす方針を明らかにした。
SKハイニックス、2023年設備投資を半減-7~9月期は大幅減益
25日の時間外取引では、他のテクノロジー関連株も幅広く売られ、アマゾン・ドット・コムは一時4.9%安。オンライン広告関連ではメタ・プラットフォームズとピンタレストが4%余り、ソフトウエア関連ではデータドッグが7%、スノーフレイクが5%、セールスフォース・ドットコムが3%それぞれ下げた。
原題:Tech’s Big Day Tarnished as Microsoft, Google, TI Disappoint、Texas Instruments Falls as Forecast Disappoints: Street Wrap、US Stock Futures Slide After Earnings From Alphabet, Microsoft(抜粋)
(SKハイニックスの大幅減益と設備投資縮小を追加して更新します)
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2022-10-25 21:59:00Z
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