Rabu, 05 Oktober 2022

OPECプラス 2020年以来の大規模減産決定 景気減速への懸念から - nhk.or.jp

5日のニューヨーク原油市場では、産油国でつくるOPECプラスが11月以降の原油の大幅な減産を決めたことを受けて需給が引き締まるとの見方が広がり、国際的な原油の先物価格がおよそ3週間ぶりに一時、1バレル=88ドル台まで上昇しました。

5日のニューヨーク原油市場では国際的な原油取り引きの指標となるWTIの先物価格がおよそ3週間ぶりに一時、1バレル=88ドル台まで上昇しました。

産油国でつくるOPECプラスが来月以降の原油の生産量を1日あたり200万バレル減らすと決めたことについて、減産の規模が大きいと受け止められ需給が引き締まるとの見方が広がりました。

WTIの先物価格は、ロシアによるウクライナへの軍事侵攻で、ことし3月初旬に一時、1バレル=130ドルを超え、世界的なインフレを加速させる要因となりました。

その後は、世界経済の減速懸念から下落に転じ、9月下旬にはおよそ8か月ぶりに1バレル=80ドルを割り込んでいました。

市場関係者は「減産の規模が大きいと受け止められたことに加えて、OPECプラスの原油価格を下支えする姿勢が鮮明になったことで、原油価格が当面、高止まりするとの見方も出ている」と話しています。

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2022-10-05 20:20:53Z
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