自民党の甘利明前幹事長は5日のフジテレビの番組で、少子化対策の財源確保に向けた消費増税について慎重な姿勢を示した。岸田文雄首相が掲げる「異次元の少子化対策」の財源をめぐり、「よほど景気がよくならないと、(消費増税は)相当景気に影響するというのが経験値だ」と述べた。
甘利氏は、消費税率の引き上げを2回行った安倍晋三政権で閣僚などを務めた経験を踏まえ、「日本は、消費税を引き上げることで消費が落ち、回復にものすごい時間がかかる。そういう国だと痛感した」と指摘。「経済成長の力と、効果的な予算配分で予算拡大に取り組むべきだ」と語った。
甘利氏は1月のBSテレ東の番組で、少子化対策の財源について、国民全体で支える体制の必要性に言及したうえで「将来の消費税も含めて地に足をつけた議論をしなければいけない」と発言していた。(中田絢子)
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2023-03-05 05:30:00Z
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