2023年12月30日00時02分
格安航空会社(LCC)ジェットスター・ジャパン(千葉県成田市)は29日、同日に運航を予定していた国内線約110便のうち、成田―新千歳など7路線・17便を欠航とした。乗務員らの労働組合が始めたストライキが拡大し、人員を確保できなかったことが主な理由。30日も4路線・8便を欠航とすると発表した。年末年始の帰省ラッシュの中、利用客への影響が広がった。
労組は29日夜に会社側と団体交渉を行ったが、未払い賃金の扱いを巡る見解の溝が埋まらず、30日のスト回避で折り合えなかった。労組幹部はオンラインで記者説明会を開き、今後のストについて「規模を抑えたいのは組合員の総意だ」と述べ、年始のUターンラッシュまでスト縮小を検討する可能性を示唆した。
同社は、欠航の影響を受けた予約客には、他の便への振り替えや払い戻しで対応する。ストの影響は29日の約2600人に続き、30日も約1400人に上る見通し。国際線への影響はないという。
労組は、未払い賃金の扱いなどで会社側との交渉が決裂したとして、ストを22日に来年1月7日までの予定で開始。同社は「体調不良に伴う乗務員繰り」を理由に今月24~26日には1日2便ずつ、計6便を欠航としていた。27日にスト後初めて開いた団体交渉も不調に終わり、労組がスト続行を決めていた。
29日の欠航便は、成田―新千歳の3往復のほか、成田―旭川、成田―松山、成田―福岡、成田―鹿児島、関西―那覇の各1往復と、関西発成田行き1便。成田―鹿児島便の欠航については「整備事由による」と説明した。
30日の欠航便は、成田―新千歳、成田―熊本、成田―鹿児島、中部―福岡の各1往復。
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2023-12-29 15:02:00Z
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