ディスカウント店「MEGAドン・キホーテ」内のテナントで、商品の消費期限がシールで「上書き」され、1日後ろ倒しされていた――。購入者がツイッターでこのように報告し、波紋を広げている。
同店の運営会社はJ-CASTニュースの取材に「単純なミス」と釈明し、経緯を説明した。
■2万リツイートと拡散
MEGAドンキで2019年7月23日、生魚を購入した女性が、「シールが2重に貼ってあって んっ?と思いながら剥がしたら加工日偽造されてた」などとツイッターに投稿した。
パックに貼られた価格シールには「激安チャンス」「加工日7.23 消費期限7.26」「本体価格77」と書かれていたが、剥がすと別のシールが見つかった。そこでは「カルシウム一杯」「加工日7.22 消費期限7.25」「本体価格96」と異なった表示がされており、女性は不快感をあらわにした。ツイートは2万以上リツイートされ、多くの注目を集めている。
女性はJ-CASTニュースの取材に、店から謝罪を受けたと話すも、「店側は値札シールを貼った本人は他から異動してきたばかりだからルールを知らなかった。と言っていましたが異動前のスーパーでは普段からやっていたから今回の店舗でも同様に貼っていたのではないかと疑いを持ってしまいました」と疑心暗鬼だ。
保健所に報告...回収呼びかける
MEGAドンキを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)広報室は26日、取材に対し、「偽装ではなく、単純なミスです」とツイート内容の一部を否定した。
問題となった商品はMEGAドンキ内に出展するテナントが販売し、値引きシールの張り替えについてPPIHは関与していないという。
同社がテナントに事情を聞いたところ、張り替えをした担当者は着任して間もないためルールを把握できていなかった。本来、二重貼りは禁止で、値下げシールは当初のシールの日付に揃えなければならない。
ツイートを発見後、店舗とテナントの責任者が女性に謝罪し、保健所に報告。販売したのは女性の購入分を含めて5点で、店舗に回収を呼びかけるPOPを掲示したが、現時点で残りは回収できていない。
「(問題を起こしたのは)テナントさまの担当者ではありますが、弊社としても期限管理の重要性を再度教育していきます」(広報室)
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https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190726-00000010-jct-bus_all
2019-07-26 09:28:00Z
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