(CNN Business) トランプ米大統領が中国のIT企業「バイトダンス(北京字節跳動科技)」に対し、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米国事業を売却するよう命じるとの見方が政権内で浮上していることが分かった。事情に詳しい情報筋が明らかにした。
政策担当者はティックトックについて、外国企業が所有権を握っていることを理由に、国家安全保障上のリスクになる可能性を指摘しており、売却命令にはこうした懸念を解消する狙いがある。
ムニューシン財務長官は今週、ホワイトハウスで記者団に対し、安全保障上の観点からティックトックの調査を実施しており、トランプ氏に勧告を行う準備を進めていると明らかにしていた。
バイトダンスは現在、企業構造の変更を検討中。すでにティックトック株の過半数を売却する検討に入ったとも報じられている。
米紙ニューヨーク・タイムズが関係者の話として伝えたところによると、米マイクロソフトがティックトック買収に向けた交渉を進めているという。マイクロソフトはCNN Businessに対するコメントを控えた。
ティックトックをめぐっては、同社が集めた米国ユーザーのデータが中国政府の手に渡る可能性を懸念する声が出ている。ただしティックトックは、自社のデータは中国国外に保管しており、中国政府が情報の入手を図っても拒む方針だとしている。
情報セキュリティーの専門家は、国家安全保障に対するティックトックのリスクはおおむね理論上のものだと指摘。ティックトックの持つ個人情報が中国政府に漏えいした証拠はないとの見方を示している。
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiKGh0dHBzOi8vd3d3LmNubi5jby5qcC90ZWNoLzM1MTU3NTgxLmh0bWzSAS9odHRwczovL3d3dy5jbm4uY28uanAvYW1wL2FydGljbGUvMzUxNTc1ODEuaHRtbA?oc=5
2020-08-01 00:45:00Z
52782639031792
Tidak ada komentar:
Posting Komentar