JR東海が31日に発表した2020年4~6月期の連結決算は、本業のもうけを示す営業損益が836億円の赤字(前年同期は2062億円の黒字)だった。03年の四半期決算導入後では初の赤字に転落した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、稼ぎ頭の東海道新幹線の利用が急減した。
売上高は1287億円と前年同期に比べて73%減った。最終損益は726億円の赤字(前年同期は1313億円の黒字)だった。金融危機後で景気が低迷していた10年1~3月期(97億円の赤字)の水準を超え、四半期で過去最大の赤字となった。
JR東海の売上高は新幹線の依存度が高く、20年3月期は7割近くを占めていた。コロナ禍で企業の出張や観光、帰省といった需要が急減し、4~6月の新幹線の利用は前年同期比で84%減った。百貨店やホテルなどの事業もふるわなかった。
21年3月期通期の業績予想は引き続き未定とした。お盆期間の指定席予約状況は前年同時期に比べ8割減で推移しており、7~9月期も厳しい経営状況が続きそうだ。
31日の株価は9営業日連続で下落し、一時1万2665円と約6年2カ月ぶりの安値を付けた。
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2020-07-31 07:01:47Z
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