【ニューヨーク時事】13日午前のニューヨーク株式相場は、米物価指標の上振れを受けて、金融緩和策の早期縮小への警戒感が広がる中、反落している。午前10時16分現在は、優良株で構成するダウ工業株30種平均が前日終値比56.78ドル安の3万4939.40ドル。ハイテク株中心のナスダック総合指数は一時、取引時間中の史上最高値を更新。同時刻現在は26.24ポイント高の1万4759.48。
米労働省が朝方発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.4%上昇し、2008年8月以来12年10カ月ぶりの高い伸びを記録。CPIは前月比でも0.9%上昇し、伸び率は13年ぶりの大きさとなった。経済活動の再開が本格化する中、半導体など原材料の供給制約や人手不足による物価上昇圧力の高まりを示す内容で、米連邦準備制度理事会(FRB)が景気過熱リスクを避けるために量的緩和や利上げの時期を早めるとの懸念が投資家心理を圧迫している。
一方、金融大手JPモルガン・チェースとゴールドマン・サックスを皮切りに、この日から2021年4~6月期の企業決算発表シーズンが始まった。両社が朝方発表した同四半期の1株当たり利益はそろって市場予想を上回ったものの、株価はいずれも約1%下落している。このほかのダウ構成銘柄ではボーイングの下げもきつい。(了)
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2021-07-13 14:24:00Z
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