16日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は下げ渋り、前日比10円ほど安い2万8800円台半ばで推移している。下げ幅を一時100円超に広げる場面があったが、その後は押し目買いも入って下げ幅を縮めている。
最近の急ピッチな相場上昇もあって朝方は利益確定売りが先行したが、前日の米株式相場が堅調に推移したことは投資家心理の支えになっており、一方的に下げる展開にはなっていない。
もっとも、市場では先行きの相場調整を見込む声も増えている。ソニーフィナンシャルグループの渡辺浩志シニアエコノミストは「米国の金融引き締めなどで今後は世界的に景気が減速していく可能性が高い」と指摘した。「日本企業への影響も避けられず、企業の業績予想がまだ景気減速を織り込みきれていないなか、日本株は高値不安が意識されやすくなる」とみていた。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で8185億円、売買高は3億3265万株だった。
川崎汽や商船三井の海運株が大幅安。いすゞが下げ幅を拡大し、マツダも安い。半面、NTTデータやトレンドが上昇。オムロン、オリンパスも買われている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2022-08-16 01:09:30Z
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