[東京 21日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比101円45銭安の3万8262円16銭と、3日続落して取引を終えた。前日の米市場でハイテク株が下落した流れを受けて、半導体関連銘柄で利益確定売りが出た。米エヌビディアの決算発表を前に、投資家の警戒感がやや高まったとの見方も聞かれた。
日経平均は前営業日比171円安でスタートしその後も下げ幅を広げたが、下落局面では押し目買いも入りどんどん水準が切り下がる展開にはならなかった。後場に一時268円安の3万8095円15銭の安値を付け、大引けにかけては小幅安の水準でもみ合った。指数寄与度の大きい半導体関連銘柄での利益確定売りが相場を圧迫した。
マーケット関係者が関心を寄せるエヌビディアの決算については「決算が好調という点はこれまでの株価上昇である程度織り込まれており、市場予想並みの好調さであれば、いったん材料出尽くしで調整となる可能性がある」(国内証券・ストラテジスト)との指摘が聞かれた。
松井証券のシニアマーケットアナリスト・窪田朋一郎氏によると「過去にはエヌビディアの決算発表後に日本の半導体株が調整したこともあり、(決算への)警戒感が意識された」という。ただ、ハイテク株が調整に入ったとしても「循環物色的な動きがみられ、ほかのセクターが支える可能性もある」(窪田氏)として、日本株は底堅さをキープするとみている。
TOPIXは0.19%安の2627.30ポイントで取引を終了。東証プライム市場の売買代金は4兆2861億2900万円だった。東証33業種では、その他製品、ゴム製品、パルプ・紙など14業種が値上がり。鉱業、保険、石油・石炭製品など19業種は値下がりした。
プライム市場の騰落数は、値上がり598銘柄(36%)に対し、値下がりが991銘柄(59%)、変わらずが68銘柄(4%)だった。
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2024-02-21 07:22:42Z
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