[東京 16日 ロイター] - 日経平均は上げ幅を縮小し、前営業日比約470円高の3万8600円台前半で推移している。上げ幅は一時700円を超える場面もあったが、騰勢はやや弱まっている。指数寄与度の大きい半導体関連株などの買いに一服感もみられている。市場では「良好な業績という点では(ハイテク株が)買われてもおかしくはないが、さすがに上昇ピッチが速い」(国内証券・投資調査部部長)との声が聞かれ、利益確定売りが上値を抑えているのではないか、という。
個別では、東京エレクトロン(8035.T), opens new tab、アドバンテスト(6857.T), opens new tabがそれぞれ1%超高に上げ幅を縮小。ソフトバンクグループ(9984.T), opens new tabはマイナスに転じ、1%超安で推移している。
一方、テクニカル面では、「寄り付きの3万8517円をキープできるかが焦点になりそうだ」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。同水準を上回って取引を終えられれば高値形成のサインが点灯し、堅調な地合いが続くのではないか、という。
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2024-02-16 10:34:12Z
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