【NQNニューヨーク=張間正義】22日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発して始まった。午前9時35分現在、前日比415ドル36セント高の2万3434ドル24セントで推移している。前日まで大幅に下落していた原油価格が反発し、投資家心理が改善した。石油関連株を中心に幅広い銘柄に買いが先行している。ダウ平均は前日までの2日間で1200ドル超下落しており、自律反発狙いの買いも入りやすい。
ニューヨーク原油先物市場では22日から期近物になったWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)の6月物は反発している。22日朝に前日比2割強高い1バレル14.40ドルまで上げた。米国の一部の州や欧州の複数の国で外出規制を緩める動きが相次いでいる。クドロー米国家経済会議委員長は22日朝、CNBCのインタビューで「経済が再開すれば原油価格は反発する」と語った。
トランプ米政権と与野党の議会指導部は21日、4840億ドル(約52兆円)の追加の経済対策で最終合意した。中小企業の雇用対策などに3700億ドルの追加資金を用意し、医療体制の整備にも1000億ドル強を投じる。上院は21日に可決しており、下院では23日に通過する見通しだ。これまでの3回の経済対策と合わせ、財政出動は3兆ドルに迫る。矢継ぎ早の経済対策も投資家心理の改善につながった。
原油先物相場の上昇を受けてシェブロンやエクソンモービルなど石油株が高い。スマートフォンのアップルやソフトウェアのマイクロソフトも上昇した。21日夕に2020年1~3月期決算を発表した動画配信大手のネットフリックスは下落した。
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2020-04-22 13:46:54Z
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