24日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比76円67銭(0.33%)高の2万2996円97銭だった。朝方は方向感に乏しい展開だったが、日本の取引時間中に相場が始まった香港ハンセン指数が大きく上昇し、投資家心理がやや強気に傾いた。米食品医薬品局(FDA)が新型コロナウイルス感染症の新たな治療法について特別に認可したと発表したのも買い安心感につながった。ただ取引参加者は少なく薄商いで、日経平均は下げる場面もあった。
米政権が中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」を巡り、中国国内での米企業の利用は可能と示唆していると伝わり、香港株式市場でテンセント株が上昇した。米中対立を巡る懸念がやや和らぎ、先物の買いを誘った。米FDAが23日、新型コロナ感染症から回復した人の血漿(けっしょう)を投与する治療法を認可したと発表し、日本時間24日のシカゴ市場で米株価指数先物が上昇した。24日の米株式相場が堅調に推移するとの見方も支えだった。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も上昇した。
前引け時点の東証1部の売買代金は概算で7833億円、売買高は3億8608万株だった。前引け時点での売買代金1兆円割れは先週初から6営業日連続。東証1部の値上がり銘柄数は908、値下がりは1149、変わらずは115だった。
ファストリやダイキン、中外薬が上げた。任天堂や神戸物産、シスメックスが買われた。半面、ファナックや日立建機、花王は下げた。マツダや日野自、商船三井の売りが目立った。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-08-24 02:57:03Z
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