「フォートナイト」に加えてエピックゲームズのすべてのゲームが配信停止になった(写真は2019年の米ゲーム見本市「E3」)
【シリコンバレー=奥平和行】米アップルは28日、スマートフォンのアプリ販売の手数料などを巡って対立している米エピックゲームズのすべてのアプリの配信を停止した。エピックが人気ゲーム「フォートナイト」に独自の課金システムを導入したことが規約に違反するとして、同社に対してアプリ開発者としての登録を取り消すと告知していた。
フォートナイトに加えてロールプレイングゲームの「バトル・ブレイカーズ」や「インフィニティ・ブレード」といったアプリの配信を停止した。すでにスマホにダウンロードしている利用者は引き続き遊べるが、更新はできない。
アップルは日本経済新聞の取材に対してエピックのアプリ開発者としての登録を取り消したことを認めたうえで、「エピックは裁判所が勧告したにもかかわらず規約の順守を拒否し、顧客を自らの闘いに引きずり込んでいる」と非難した。
エピックは13日、アップルが「iPhone」などを対象としたアプリ配信を独占して販売やアプリ内課金に30%の手数料を課していることを不服として、アップルを提訴した。一方、アップルはエピックが規約に違反したと指摘し、2週間後に同社の開発者としての登録を取り消すと通告した。
米カリフォルニア州北部地区連邦地方裁判所は24日に審理を開き、アップルの主張の一部を退ける見解を示した。これによりエピックがほかのゲーム会社に提供している3次元(3D)ゲームを開発するためのソフトは登録取り消しの対象外となっているが、フォートナイトを含むエピックのゲームは予定通りに配信を止めた。
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2020-08-29 01:12:12Z
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