26日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日比39円60銭(0.17%)安の2万3257円17銭で前場を終えた。前日に上げ幅が300円を超え急ピッチで上昇したことを警戒し、目先の利益を確定させる売りが優勢だった。日本時間26日の米ダウ平均先物が下げたことも重荷だった。
日経平均は一時上げに転じるなど底堅さも目立った。円相場で円安・ドル高が進み、輸出関連株の支えとなった。新型コロナのワクチン開発期待も根強く、節目の2万3000円台は維持して推移している。
もっとも、総じて小安い水準で相場の動意は乏しかった。安倍晋三首相が28日に記者会見を開く調整に入ったと伝わったほか、27~28日には米カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)を控え、商いは盛り上がりに欠けた。前引け時点の東証1部の売買代金は概算で8349億円、売買高は4億2367万株と、いずれも前日の同時点より少ない。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は反落した。東証1部の値下がり銘柄数は1385と、全体の約6割を占めた。値上がりは649、変わらずは129銘柄だった。
前日に31年ぶりの公募増資を発表したアサヒが安い。取引終了後に決算発表を控えるリクルートも軟調だった。中外薬、住友不、ダイキンも下げた。一方、グループの半導体メモリー会社が10月にも上場すると伝わった東芝が上昇。出資する中国アリババ集団傘下の金融会社アント・グループが上場申請したソフトバンクグループも高い。任天堂、ソニー、ファストリも上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2020-08-26 02:54:03Z
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