空中撮影や農薬散布など幅広く活躍するドローン(小型無人機)。世界シェア7割を握るとされるのが最大手、中国のDJIだ。最新機種を分析したところ、約8割の部品(金額ベース)で汎用品を使い、競合比で約半分という低コストと技術力が競争力の源泉として浮かぶ。分厚い内需に支えられて拡大する中国ドローン産業にも、米中対立の影が忍び寄る。
■農薬散布、人力の50~60倍
中国南部の広東省開平市にある農場。DJI製…
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2020-08-28 02:00:00Z
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