総会の中で佐藤恒治社長は質疑に先立ち、「認証問題についてお客様、株主の皆さまにご心配、ご迷惑をおかけし心よりおわび申し上げます」と述べ、陳謝しました。
そのうえで「認証試験で基準を達成して初めて車を量産販売することが可能になるが、今回の問題は正しい認証プロセスを踏まずに量産販売してしまった。現場で再発防止にしっかりと取り組む」と述べました。
このあと株主からは「グループ各社の不正が表に出て、総ざらいすると言っていたが、3車種で生産がストップする事態になった。対応が甘かったのではないか」という指摘が出され、佐藤社長は「認証の問題は多面的に取り組む必要がある。根っこの風土改革に取り組んでいるが大変時間がかかると思う。現場で向き合いながら取り組みたい」と応じました。
また、別の株主が「認証不正でトヨタは大丈夫かという気持ちになった。ガバナンスが心配だ」と意見を述べたのに対し、豊田章男会長は「私自身が考えるガバナンスは支配や管理ではなく、1人1人がみずから考え動くことができる現場をつくることに尽きる。私自身が責任者として正しいものづくりを行い、モビリティカンパニーへの変革を目指す」と述べ、株主の理解を求めました。
そして総会は豊田章男会長や佐藤恒治社長など10人の取締役を選任する議案などが承認され、およそ1時間50分で終了しました。
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2024-06-18 08:27:17Z
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