日本電子決済推進機構は、スマートフォン決済サービス「Bank Pay」を今秋に開始します。
同機構は、デビットカードサービス「J-Debit」を運営する団体。「Bank Pay」は、J-Debitとは別のサービスとしてスタートしますが、デビットカードのような「銀行口座から直接引き落とし」という機能は共通です。日本電子決済推進機構に加盟する、最大1000の銀行との口座連携に対応する予定です。
支払いは、競合の「PayPay」や「LINE Pay」などと同じような仕組みを用いています。QRコード、バーコードの表示機能を備え、QR読み取りにも対応。
コンビニなど大型チェーンではPOSシステムに組み込み、バーコードを読み取る形で決済します。また、中小型店舗ではユーザーが表示したコードを加盟店アプリからスキャンして支払う形か、店頭のQRコードを読み取って支払う方式が利用できます。
なお、日本電子決済推進機構には、3大メガバンクのほか、全国の地銀、信用金庫、農協系金融機関などが加入しています。
■「銀行 Pay」との連携も検討
金融機関の銀行口座と連携するQR決済サービスは「Bank Pay」以外にもあり、その中でも対応金融機関のがGMOペイメントゲートウェイが提供するプラットフォーム「銀行 Pay」です。銀行 Payは、それぞれの銀行のサービスの一部として、ゆうちょ銀行の「ゆうちょ Pay」や横浜銀行の「はま Pay」といった形で提供されています。
Bank Payでは、この銀行 Payとの連携を目指しており、決済システムのネットワークの共通利用や、「加盟店の相互開放(片方のサービスのユーザーなら、両方の加盟店で決済できる仕組み)」といった連携を検討しています。
ちなみに、三大メガバンクの一角、みずほ銀行は独自のQR決済サービス「J-Coin Pay」を開始しています。J-Coin Payのシステムには地方銀行も対応しており、北海道銀行や第四銀行、京都銀行などでも利用できるようになっています。
つまり、銀行系のQRコード決済は「銀行 Pay」、「Bank Pay」、「J-Coin Pay」の3つの決済プラットフォームが存在し、それぞれに金融機関の加盟を募っていることになります。
https://japanese.engadget.com/2019/04/22/qr-bank-pay-pay/
2019-04-22 10:22:00Z
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