【ワシントン=鳳山太成】トランプ米大統領は14日、「米連邦準備理事会(FRB)が適切な仕事をしていれば株式市場は5千~1万ポイント高く、経済成長率は3%ではなく4%超になっていただろう」と述べ、過去の利上げを再び批判した。同氏はFRBへの攻撃を緩めず自身に近い人物を理事に指名するなどしており、中央銀行の独立性を懸念する声が増えている。
トランプ氏は株高や高い経済成長率が「ほぼインフレなし(で実現できていた)」とツイッターに投稿した。具体的な根拠は示していない。FRBが進めてきた保有資産の縮小もやり玉に挙げたうえで「量的引き締めとは真逆のことをすべきだった」との持論を展開した。
18年に4回の追加利上げを実施したFRBは、19年中の利上げを見送る構えをみせている。18年末にかけて下落したダウ工業株30種平均は足元で最高値に再び近づくなど戻り基調にある。それでもトランプ氏は利上げが止めていればさらなる株高や経済成長につながっていたとの主張を繰り返し、最近は利下げの必要性にも言及している。
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https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43726030V10C19A4I00000/
2019-04-14 19:41:00Z
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