3月の米小売売上高は2017年9月以来の大幅な伸びとなった。自動車およびガソリンスタンドの売上高が増えた。個人消費が景気を支えていることが示唆された。
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- 今回の力強い統計は、消費者が景気拡大をけん引する可能性を示唆。堅調な賃金の伸びや低失業率、政策当局者が年内の金利据え置きを示唆していることが背景
- 昨年12月に大幅減少した後の今回の持ち直しで、過剰在庫の削減につながる可能性。過剰在庫は年内の成長への重しとなる見通し
詳細
- 自動車ディーラーの売上高は3.1%増と、18カ月ぶりの大幅な伸び。前月は減少していた
- 主要13項目中、12項目が増加
- 衣料品店は2%増と、昨年5月以降で最大の伸び
- 食品サービスは0.8%増で、昨年7月以来の大幅な伸び
- 無店舗小売りは2カ月連続で1.2%増
- 売上高がマイナスとなったのはスポーツ・趣味用品店のみ
- 飲食店、自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたベースのコア売上高は1%増と、市場予想を上回る伸び
- ガソリンスタンドの売上高は3.5%増で、前月と同率の伸び。原油価格の上昇が背景
- 自動車とガソリンを除いたベースの小売売上高は0.9%増。前月は減少していた
原題:U.S. Retail Sales Jump Most Since 2017 on Autos, Gasoline (1)(抜粋)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-18/PQ5PKISYF02Y01
2019-04-18 12:35:00Z
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