ことし4月にスタートした、いわゆる「日本版ライドシェア」は、タクシー会社が運営主体となり、一部の地域で時間帯などを限定し、一般のドライバーが有料で人を運ぶサービスで、ウーバーは、提携しているタクシー会社に配車アプリのサービスなどを提供しています。
来日中のウーバーのダラ・コスロシャヒCEOは3日、都内で記者会見を開き、日本版ライドシェアについて、「需要拡大の可能性を感じているが、導入は遅れており、これはドライバーやタクシー会社にとって重大な制約があることを示している。タクシー会社によるサービスの提供時間や場所、台数などに厳しい制限があり、運用も複雑で、メリットが明確でない」などと述べ、政府はさらなる規制の緩和を検討すべきだという考えを示しました。
また政府が先月、タクシー会社以外の事業者の参入について、新たな法整備も含めて期限を設けずに議論を進めていく方針を示したことに関連し、「全面解禁された場合は、リーダーとしてのポジションをとりたい」と述べ、日本で運営主体としてライドシェア事業に参入することへの意欲を示しました。
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2024-06-03 06:07:43Z
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