良品計画が展開する生活雑貨店「無印良品 銀座」と、ホテル「MUJI HOTEL GINZA」があす4日にオープンする。年間230万人の来客を目指しており、海外でも人気の高い「無印良品ブランド」が、銀座で新たな人の流れをつくり出せるか、注目を集めそうだ。
読売新聞東京本社が東京・銀座3丁目に建設した商業・ホテル複合ビルに入居する。開業を前に2日、報道陣向けの内覧会が開かれた。
「無印良品 銀座」(1~6階)は、世界旗艦店の位置づけで、日用品に加え、青果やジューススタンド、ベーカリーを設けた。「食」を充実させたのが特徴だ。有機栽培などで育てた野菜や果物を、当初は約100品目そろえ、近くのオフィスなどに弁当を配達するサービスも始める。
多くの訪日客でにぎわう銀座周辺は生活雑貨店がひしめいており、「無印良品 銀座」のオープンで一段と競争が激しくなりそうだ。周辺には、マロニエゲート銀座1に東急ハンズ、マロニエゲート銀座2に家具大手のニトリが出店している。靴専門店「ABCマート」や米ギャップの旗艦店もある。ライバルのロフトは旗艦店「銀座ロフト」を大幅に増床し、4月26日に全面開業する。
消費者にとっては、店選びの幅が広がる。ロフトの安藤公基社長は無印良品のオープンに、「買い物の楽しみがこのエリアで完結する。お客さまは増えるだろう」と期待する。
「MUJI HOTEL」(6~10階)の開業は、中国の深セン、北京に続く3か所目で、国内では初となる。客室は79室。2段ベッドの部屋など、9タイプを用意した。料金(消費税・サービス料込み)は1万4900円~5万5900円。備品に無印良品の商品を使うことで、購入を促している。
地下1階には「MUJI Diner」が開業する。午前7時半~午後10時の営業で、その日の朝に漁港から鮮魚などを直送で仕入れる。
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190402-OYT1T50208/
2019-04-02 13:20:50Z
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