29日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比248円07銭(0.95%)高の2万6422円05銭で終えた。前日の欧米長期金利の低下や米株式相場の上昇を受けて、東京市場でも買い安心感が広がった。足元の相場の下げが急ピッチだったため、短期的な反発を狙った買いが入りやすかった。上げ幅は一時280円を超えた。
英イングランド銀行(中央銀行)は28日、英国債の一時的な買い入れを発表。欧州だけでなく米国でも長期金利が低下したことで、同日の米株式市場では主要3指数がそろって上昇した。東京市場でも足元で下落していた主力株やグロース(成長)株の一角に買い直しが入った。
日経平均は28日までの4営業日で1100円超下落していた。テクニカル指標では、25日移動平均からの下方乖離(かいり)率が5.7%(28日時点)と、「売られすぎ」の目安とされる5%を上回っていた。短期的な自律反発狙いの買いや売り方の買い戻しが相場を支えた。
きょうは9月末の配当権利落ち日に当たり、配当落ち分の223円程度、日経平均の指数は下押しされた。
東証株価指数(TOPIX)は反発した。終値は前日比13.65ポイント(0.74%)高の1868.80だった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆2455億円。売買高は14億361万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1237と、全体の68%を占めた。値下がりは536、変わらずは42、比較不可は16銘柄だった。
ヤマハや楽天グループ、塩野義の上げが目立った。三越伊勢丹や住友ファーマ、小田急が買われた。28日にアルツハイマー病の治療薬の開発で好材料を発表したエーザイがストップ高で比例配分された。一方、マツダと三菱自、スクリンが下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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2022-09-29 06:31:24Z
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