東京株式相場は反発。前日までの3日続落で株価の割安感を評価する動きが強まった上、米国株先物の堅調や外国為替市場での円高の勢い一服も追い風となり見直し買いが強まった。自動車や化学、非鉄金属など素材株が買われたほか、配当権利最終日が翌日に接近する中で商社など好配当業種の一角も高い。
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市場関係者の見方
SBI証券の鈴木英之投資情報部長
- 株価純資産倍率(PBR)が前日時点で1.1倍と今年の最低水準まで下がってきたということで値ごろ感が強まった
- 日本株にはNISA(少額投資非課税制度)の恒久化やインバウンド景気を盛り上げる水際対策のさらなる緩和など様々な伸びしろがある
- 米国株が下げても、それほど極端に下がってなければ、下げ止まりやすくなった。日本独自の底堅さがある
野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト
- 世界的に金利の急上昇を受けてリスク回避の動きが強まっているが、日本株はやや別世界にあり自律反発でプラス圏での推移を予想
- 企業業績の動向が下向きの米国と異なり日本は引き続き増益基調にあるのに加え、実質金利が低く株価に割安感がある
- ただ世界的なリスク回避の流れを受けて上値は追いづらく、自律反発の域は出ないだろう。原油安を受けて商社など資源関連には売りが出そうだ
東証33業種
上昇率上位 | 非鉄金属、化学、輸送用機器、サービス、食品、保険 |
下落率上位 | 海運、陸運、不動産 |
背景
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2022-09-26 22:43:00Z
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