東京株式相場は反落。米国で金融引き締めへの警戒を背景に金利が上昇し、半導体関連などのグロース(成長)株中心に売りが出ている。米物流・運送のフェデックスが収益悪化に伴い通期利益見通しを撤回したのも景気不安を高めた。自動車やゴム製品株の下げが目立つ。半面、金利の上昇が事業環境の改善につながる銀行や保険など金融株は値上がりしている。
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市場関係者の見方
アセットマネジメントOneの荻原健チーフストラテジスト
- 手掛かり材料が乏しい中で連邦公開市場委員会(FOMC)で大幅な利上げが決まるとの見方が優勢になり、米国株が下落した流れを日本も引き継いだ。米経済指標が発表されたが、景気の方向感はつかめない
- 米利上げ幅は0.75ポイントになるとは思うが、今後の利上げ方針に対する不透明感が強くFOMCで確認してからでないと投資家は動きづらい
- 外国為替の円安は追い風だが、輸出は数量ベースで弱含んでいる。中国を中心に外需が弱含んでいるように見える
みずほ証券の倉持靖彦マーケットストラテジスト
- 米フィラデルフィア半導体株指数(SOX)が安く、半導体や電子部品株が軟調に推移しやすい
- 景気に敏感な米フェデックスが収益悪化を理由に利益見通しを撤回したのも重しとなる
東証33業種
上昇率上位 | 銀行、パルプ・紙、電気・ガス、保険 |
下落率上位 | 海運、鉱業、その他製品、電機 |
背景
https://news.google.com/__i/rss/rd/articles/CBMiQ2h0dHBzOi8vd3d3LmJsb29tYmVyZy5jby5qcC9uZXdzL2FydGljbGVzLzIwMjItMDktMTUvUkk5UUhYRFdMVTY4MDHSAQA?oc=5
2022-09-15 23:01:00Z
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